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23年度から激減して行き、24年度現在終篤を迎えた感がある総合評価方式。

毎年、年度初めにあった説明会もなくなり、やれボランティアだ、災害復旧だ、工事成績UPだ

優秀工事は何としてでも・・・と大騒ぎでしたが、一体なんだったんでしょうか。

総合評価方式の入札は確かに手間暇掛かることは事実ですが、工事成績や、優秀工事表彰の有無、災害復旧の実績等工事技術、サービスの向上には有効だったのでは無いかと振り返ります。

そんな中さいたま市の業者全体の能力が飛躍的に育った技術があります。

それは工事の技術力や、住民サービスの顧客満足度ではなく積算能力。

さいたま市に拠点を置く土木業者の積算能力は素晴らしいです。しかもS~Cクラスまでそれぞれ積算金額をピッタリ当てた入札を行います。最近の入札結果を見ているとくじ引きの多い事。くじ引きが多いと言う事はそれだけ積算金額に合致した業者が多いという事です。

総合評価方式を廃止し、工事成績UPや優秀工事業者表彰の恩恵を下げ、ボランティアや災害復旧を行うメリットを亡くし価格重視、しかも積算技術のみにゆだねる入札を推奨。

さいたま市は我々に何を求めているのでしょうか。

積算技術のみでいい工事ができますか?

「安かろう、悪かろう」の悪しき時代に時計を戻しますか。

参考資料
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27社入札11社最低制限価格ビンゴ くじ引き
異常事態じゃありません?。
積算技術と運気アップ、神頼みがこれからの土木屋には必要かも知れませんね。

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